新型コロナウィルスの感染拡大から２年。まだまだ大規模なイベントの開催は難しいですし、さまざまな制約は伴いますが、この夏はwithコロナ時代の文化的な活動を楽しめそうです。ここに2022年７〜９月に開催される浮世絵の展覧会情報をお届けします。各館の感染拡大防止の取り組みをご理解いただいた上で、お一人お一人が無理なく楽しく、浮世絵を楽しみましょう。

なお、展覧会に足を運ぶ以外の方法でも文化とふれ合う機会はたくさんあります。各美術館・博物館では、SNSでの情報発信、展覧会を紹介する動画の配信や書籍の刊行など、さまざまなニーズに合わせた企画で、文化施設の機能を拡張しています。当ページを、おうち時間を充実させる知的コンテンツへのリンク集としても、ご活用いただければ幸いです。

浮世絵展カレンダー　2022年7-9月期

カレンダー掲載の情報は、2022年６月30日現在の情報です。（情報は、今後変更される可能性があります。）

浮世絵展カレンダー　掲載館一覧

新型コロナウィルス感染拡大の状況に応じて、今後、展覧会の会期・時間、また内容に変更が生じる可能性があります。事前予約制を推奨している館などもありますので、お出かけの前に、必ず最新の開館状況・入館方法をお確かめの上、おでかけください。下記掲載館の一覧の館名をクリックすると、各館の公式サイトが開きます。

• 国立劇場伝統芸能情報館（東京・永田町）
• サントリー美術館（東京・六本木）
• 港区立郷土歴史館（東京・白金台）
• 東京国立博物館（東京・上野）
• すみだ北斎美術館（東京・両国）
• 太田記念美術館（東京・原宿）
• 山種美術館（東京・広尾）
• 町田市立国際版画美術館（東京・町田）
• 川崎浮世絵ギャラリー（神奈川・川崎）
• 岡田美術館（神奈川・箱根）
• 藤沢市藤澤浮世絵館（神奈川・藤沢）
• 千葉市美術館（千葉・千葉）
• 那珂川町馬頭広重美術館（栃木・那珂川町）
• 北斎館（長野・小布施）
• MOA美術館（静岡・熱海）
• 静岡市美術館（静岡・静岡）
• 静岡市東海道広重美術館（静岡・由比）
• 安城市歴史博物館（愛知・安城）
• 貨幣・浮世絵ミュージアム（愛知・名古屋）
• 名古屋市博物館（愛知・名古屋）
• 中山道広重美術館（岐阜・恵那）
• 和泉市久保惣記念美術館（岐阜・恵那）
• 兵庫県立美術館（兵庫・神戸）
• 島根県立美術館（島根・松江）
• 海の見える杜美術館（広島・廿日市）
• ひろしま美術館（広島・広島）
• 山口県立萩美術館・浦上記念館（山口・萩）

※郵便番号順で掲載

editor's note：デジタル技術の発達により、私たちはいま、文化に触れる機会について多くの選択肢を持てるようになってきました。一方でやはり、文化財そのものが持つ膨大で豊穣な情報と永年の研究によって蓄積された知の財産のうち、パソコンやスマートフォンの画面を通して獲得できるものは限られてしまうのが現状ではないでしょうか。「北斎今昔」では、多くの人が安心して美術館・博物館に足を運べる日が一日も早く訪れることを願いながら、このカレンダーを掲載しています。

編集・「北斎今昔」編集部