「国芳の浮世絵猫」LINEスタンプに「お遊び編」登場
2022年7月、浮世絵ポータルサイト「北斎今昔」が手がける雑貨ブランド「浮世絵贔屓(うきよえびいき)」が、サイト開設2周年を記念してLINEスタンプを発売。好評につき、このたび続編を発表しました。今回も歌川国芳の人気作「其まま地口 猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」をモチーフにしています。
「国芳の浮世絵猫」LINEスタンプ、今回はお遊び編!
7月に発売した「国芳の浮世絵猫スタンプ【日常会話】」は、「おはよう」「ありがとうございます」といった日常のシーンで誰にでも送れるメッセージ16種類。今回発売の「国芳の浮世絵猫スタンプ(お遊び編)」は、「ねぇねぇ」「マジか」といった親しい人に送ることを想定した遊び心あふれる24種類で構成されています。画像には、前回同様、現代の職人たちが版木から復刻した木版画のスキャンデータを使用しています。
今回のスタンプ製作も、SNSなどで広く意見を集めました。たとえば、こちらのペロリと前足をなめる猫ちゃん。4パターンのどのデザインが良いかアンケートをとったところ、twitter上では「朝飯前です」が人気でした。
8月8日の「世界猫の日」には、完成間近のデザイン案を公開。(現在販売している最終版と少し違います。)
皆様からのご意見をもとに製作中の #浮世絵猫 の #LINEスタンプ の続編、徐々にまとまって参りました。今回は24種です! #世界猫の日 ということで、リリース前にもう一度アンケートで皆様のご意見をお聞かせください。下記の4つのうち、一番使用頻度が高そうなのは、どのスタンプですか? pic.twitter.com/0mE137v5gS
— アダチ版画研究所 (@ukiyoe_adachi) August 8, 2022
スタンプのモチーフは、歌川国芳の「其まま地口 猫飼好五十三疋」という浮世絵。日本橋から京都まで東海道の55の宿駅を猫のダジャレで表した作品です。「国芳の浮世絵猫スタンプ【日常会話】」と「国芳の浮世絵猫スタンプ(お遊び編)」とで40組の猫を使用しています。スタンプの猫たちが作品のどこにいるのか、ぜひ探してみてくださいね。
LINEスタンプでも「おきた(吉田)」を「おはよう」としたり「おもいぞ(大磯)」を「労働」としたり、国芳のダジャレを取り入れたデザインにしています。2022年の猫の日に「北斎今昔」で前後編にわたって国芳の猫ダジャレの全解読を試みていますので、ぜひこちらの記事も参照ください。
国芳の親父ギャグ炸裂! お猫様の東海道「猫飼好五十三疋」(2022.02.22) ※記事の最後に後編へのリンクがあります。
今後も浮世絵贔屓の皆様と楽しい企画を
「浮世絵贔屓@アダチ版画」のLINEアカウントは、浮世絵関連情報の一方的な発信だけでなく、こうしたLINEスタンプの製作のアイディア募集など双方向のコミュニケーションの場として活用しています。今後も、浮世絵贔屓な皆さんと、さまざまな楽しい企画を考えていきたいと思います。気になる方は、ぜひ友達登録してみてください。
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文・「北斎今昔」編集部
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