「北斎今昔」オープンにあたり、運営母体であるアダチ版画研究所では、読者のみなさまへささやかながらプレゼントをご用意いたしました。アダチ版画研究所提供のこだわりの賞品についてご紹介いたします。

アダチ版画研究所って？

アダチ版画研究所は、江⼾時代以来の伝統的な⽊版画制作技術を継承する職⼈を抱え、ハイクオリティな⽊版画の制作を⾏っている⼯房、兼版元です。浮世絵の復刻から現代の美術家の作品制作を行っています。創業は昭和３年。1994 年には、伝統⽊版画技術の保存と普及を⽬的に「アダチ伝統⽊版画技術保存財団」を設⽴しました。彫師・摺師を擁するアダチ版画研究所では、同財団とともに若⼿の職⼈の育成事業に⼒を⼊れています。

アダチ版画研究所からのプレゼントはこちら

・COCHAE彩色木版摺封筒「北斎模様」３点セット
・手摺木版画グリーティングカード 四季セット

編集部の「ここがおすすめ！」

今回アダチ版画研究所からみなさまへお贈りする賞品は、どちらもアダチ版画研究所の若手職人が、一枚一枚摺ったもの。木版ならではの温かみのある風合いが、何よりの魅力です。

COCHAE彩色木版摺封筒「北斎模様」３点セット
COCHAE（コチャエ）は、“あそびのデザイン”をテーマに活動し、「グラフィック折紙」などを手掛けるデザインユニット。そのCOCHAEが、アダチ版画研究所の若手職人育成プロジェクトの一環として、デザイン・配色に携わり制作されたのが、この「COCHAE彩色木版摺封筒「北斎模様」」です。北斎が描いた幾何学的な模様のデザインとCOCHAEならではのポップな配色が、和紙と木版摺の優しい風合いと絶妙にマッチ。のし袋や一筆箋用の封筒として、幅広い年代の方へお贈りいただけます。
COCHAE ウェブサイトはこちら

手摺木版画グリーティングカード四季セット
こちらもアダチ版画研究所が、若手職人育成の目的で制作している手摺のメッセージカード。『北斎模様画譜（新形小紋帳）』の中から、季節にあった模様を選んで数種類制作しています。四季折々の花を落とし込んだ上品なデザインと鮮やかな色合いは、気持ちのこもった贈り物へ添えるのに最適。アダチ版画の若手摺師が、心を込めて摺っています！

この賞品をゲットするには？

各種SNSにて当サイト「北斎今昔」をご紹介いただいた方の中から抽選で22名さまに、プレゼントをお贈りいたします。詳細は「#北斎今昔・プレゼントキャンペーン」のページを参照ください。キャンペーンの応募期間は2020年7月3日〜15日です。

当選をのがした方は？

現在、「COCHAE彩色木版摺封筒「北斎模様」」は、今春リニューアルオープンした京都市京セラ美術館のミュージアムショップでお取り扱いいただいています。

COCHAE彩色木版摺封筒「北斎模様」　900円（税別）

そして「手摺木版画グリーティングカード」は残念ながら、非売品。実はこちら、アダチ版復刻浮世絵をギフト用にご購入されたお客様にご用意している、オリジナルのグリーティングカードなのです。今回ご紹介していない、他の種類のカードもございます。ぜひ一度、アダチ版画研究所のオンラインストアをのぞいてみてくださいね。

＊封筒やグリーティングカードのデザインに使用されている「北斎模様」については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
北斎はファッションデザイナー!? 「北斎模様」ってなに？

文・「北斎今昔」編集部