新型コロナウィルスにより、この二年で私たちの生活は大きく変わりました。2021年秋以降、日本国内での感染は徐々に収束に向かっているように見えますが、依然として世界では毎日数千人が亡くなっています。これからのニューノーマルの中で、皆さまが、より自分に合った「文化とふれ合う機会」に巡り合えるよう、「北斎今昔」では2022年も「浮世絵」ならびにその系譜に連なる作品の展示情報をまとめ掲載して参ります。

なお、展覧会に足を運ぶ以外の方法でも「文化とふれ合う機会」はたくさんあります。各美術館・博物館では、SNSでの情報発信、展覧会を紹介する動画の配信や書籍の刊行など、さまざまなニーズに合わせた企画で、文化施設の機能を拡張しています。当ページを、おうち時間を充実させる知的コンテンツへのリンク集としても、ご活用いただければ幸いです。

浮世絵展カレンダー　2022年1-3月期

カレンダー掲載の情報は、2022年1月1日１１日現在の情報です。（情報は、今後変更される可能性があります。）

浮世絵展カレンダー　掲載館一覧

新型コロナウィルス感染拡大の状況に応じて、今後、展覧会の会期・時間、また内容に変更が生じる可能性があります。事前予約制を採用している館などもありますので、お出かけの前に、必ず最新の開館状況・入館方法をお確かめの上、おでかけください。下記掲載館の一覧の館名をクリックすると、各館の公式サイトが開きます。

• 国立劇場伝統芸能情報館（東京・永田町）
• 森アーツセンターギャラリー（東京・六本木）※展覧会公式サイト
• 東京国立博物館（東京・上野）☆事前予約を推奨
• すみだ北斎美術館（東京・両国）
• 東京都江戸東京博物館（東京・両国）
• 太田記念美術館（東京・原宿）
• 練馬区立美術館（東京・練馬）
• 町田市立国際版画美術館（東京・町田）
• 川崎浮世絵ギャラリー（神奈川・川崎）
• 神奈川県立歴史博物館（神奈川・馬車道）★事前予約制
• 岡田美術館（神奈川・箱根）
• 藤沢市藤澤浮世絵館（神奈川・藤沢）
• 千葉市美術館（千葉・千葉）
• 国立歴史民俗博物館（千葉・佐倉）
• 那珂川町馬頭広重美術館（栃木・那珂川町）
• 河鍋暁斎記念美術館（埼玉・蕨）
• 城西大学水田美術館（埼玉・坂戸）
• 高崎市タワー美術館（群馬・高崎）
• 北斎館（長野・小布施）
• MOA美術館（静岡・熱海）
• 静岡市東海道広重美術館（静岡・由比）
• 貨幣・浮世絵ミュージアム（愛知・名古屋）
• 徳川美術館（愛知・名古屋）
• 中山道広重美術館（岐阜・恵那）
• 和泉市久保惣記念美術館（大阪・和泉）
• 京都文化博物館（京都・烏丸）
• 広島県立美術館（広島・広島）
• 山口県立萩美術館・浦上記念館（山口・萩）

※郵便番号順で掲載

editor's note：デジタル技術の発達により、私たちはいま、文化に触れる機会について多くの選択肢を持てるようになってきました。一方でやはり、文化財そのものが持つ膨大で豊穣な情報と永年の研究によって蓄積された知の財産のうち、パソコンやスマートフォンの画面を通して獲得できるものは限られてしまうのが現状ではないでしょうか。「北斎今昔」では、多くの人が安心して美術館・博物館に足を運べる日が一日も早く訪れることを願いながら、このカレンダーを掲載しています。

編集・「北斎今昔」編集部