米・ボストン美術館所蔵の浮世絵の名品がユニクロのTシャツに
さまざまなアーティストや企業、キャラクターとコラボしてきたユニクロのTシャツブランド「UT」。毎年、お手頃価格でクールなデザインのTシャツが多数リリースされていますよね。2019年夏には、浮世絵をデザインに使用した「UT×江戸浮世絵」のシリーズが発表されました!
浮世絵Tシャツは海外でも好評! 「北斎ブルー」に続き「江戸浮世絵」シリーズが登場
UTからは2018年にも、北斎の浮世絵をモチーフにした「北斎ブルー」シリーズが発売されています。これが海外で非常に好評だったそう。そこで2019年夏に新たに発表されたのが「UT×江戸浮世絵」シリーズ。
同シリーズでは、あの米国ボストン美術館が所蔵する浮世絵作品をモチーフに使用。北斎だけでなく、同時代に活躍した広重、国芳、写楽らの作品が、クールなTシャツになりました。首元にはユニクロとボストン美術館の正方形のロゴが並んでいます!
ここでは「UT × 江戸浮世絵」シリーズの中から、「北斎今昔」編集部イチオシの商品をご紹介します。
トリッキーな北斎の富士山がそのままTシャツの全面に!
こちらのTシャツは北斎の「富嶽三十六景 甲州三坂水面」がモチーフ。深緑の季節、雲ひとつない青空にそびえる富士山の悠然たる姿。けれど、水面に反転して映った富士山の頂上には真っ白な雪!? 作品のトリックがそのままTシャツのデザインに落とし込まれています。鏡像の雪山で涼を取る、なんとも粋な夏の装い。
そしてインパクト大なデザインのTシャツがこちら。「がしゃどくろ」の通称でおなじみ、歌川国芳の「相馬の古内裏」をモチーフにしたTシャツ。三枚続のワイド画面が、Tシャツの前身頃にばっちり収まっています。これは遠目にもかなり目立ちますね。しかも夏場は何かと重宝する黒Tシャツ!
最後は、東洲斎写楽の役者絵「三世坂田半五郎の藤川水右衛門」。Tシャツの右袖から身頃にかかるグレーのグラデーションが、舞台上手から登場する歌舞伎役者の動きを演出しているようで面白いですね。
写楽の役者絵の背景部分は、絵具に雲母(鉱物性の粒子)が混ぜ込んであって、鈍い光沢があります。役者を引き立たせる浮世絵の背景効果を、デザイナーさんがTシャツ上でも再現したのかもしれませんね。
Tシャツだけじゃない! 小物も揃えて浮世絵コーディネート
常に魅力的なコラボを続けるUT。実はTシャツだけではなくグッズも展開しているんです。その名も「UTグッズ」。今年6月、Tシャツになったあのモチーフたちが、ステッカーやバンダナになって発売されました。もちろん「江戸浮世絵」シリーズもグッズになっています。
ステッカー
ノート
バンダナ
トートバック
豆皿
ユニクロで浮世絵の豆皿が買えるなんてびっくりですね! ぜひお好みのTシャツとグッズと両方揃えて、浮世絵ライフ楽しんでみてください。
商品情報
■ UT×江戸浮世絵(グラフィックTシャツ)
・江戸浮世絵 UT 葛飾北斎(半袖・レギュラーフィット)【商品番号:424208/424209/425621】
・江戸浮世絵 UT 歌川広重(半袖・レギュラーフィット)【商品番号:425622/425623/425624】
・江戸浮世絵 UT 歌川国芳(半袖・レギュラーフィット)【商品番号:425625/425626/425629】
・江戸浮世絵 UT 東洲斎写楽(半袖・レギュラーフィット)【商品番号:425627/425628/425630】
[価格]各1,500円(税別)
[購入方法]ユニクロオンラインストア(UT × 江戸浮世絵)
■ UTグッズ 江戸浮世絵
・江戸浮世絵 歌川国芳 ステッカー【商品番号:423914】
・江戸浮世絵 東洲斎写楽 ステッカー【商品番号:423915】
・江戸浮世絵 葛飾北斎 ノート(B6)【商品番号:432742】
・江戸浮世絵 歌川国芳 ノート(B6)【商品番号:433340】
[価格]各390円(税別)
・江戸浮世絵 葛飾北斎 バンダナ(NAVY/BLUE)【商品番号:432587/432783】
・江戸浮世絵 葛飾北斎 エコ・フレンドリー・バッグ(M/L)【商品番号:434458/423837】
・江戸浮世絵 歌川国芳 エコ・フレンドリー・バッグ(M)【商品番号:432828】
・江戸浮世絵 葛飾北斎 マメザラ【商品番号:432756】
・江戸浮世絵 歌川国芳 マメザラ【商品番号:432757】
・江戸浮世絵 東洲斎写楽 マメザラ【商品番号:432583】
[価格]各590円(税別)
[購入方法]ユニクロオンラインストア(UTグッズ)
※ 本記事でご紹介した商品の販売は、ユニクロのオンラインストアおよび一部店舗のみとなります。また、価格・在庫は変動の可能性があります。最新情報は、ユニクロの公式サイトにてご確認ください。
協力・株式会社ユニクロ
文・「北斎今昔」編集部
- 記事をシェア:
- Tweet