柴田是真 

大黒鼠

だいこくねずみ

白いねずみは吉兆とされ、福をもたらす大黒天の使いと言われています。

墨一色で描かれていますが、濃淡や筆の動きが躍動感を生みます。

柴田是真は文化4年(1807)に生まれ、明治24年(1891)に世を去った絵師。

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柴田是真は彫師の子として生まれ、京都の四条派に属した絵師で、多くの摺物や団扇絵を遺しました。戯画や武者絵で知られる国芳が彼の門をたたいていたことからも、彼の絵師としての実力が伺えます。本図は大黒天の使いであるとされ、大変縁起の良い白いねずみを描いた作品。墨の濃淡や筆の動きが味わいを生み出しており、妙を得たねずみの配置も洒落た秀作です。

標準価格 22,000円(税込)

画寸法約 39.0 × 約 27.0 cm
用紙越前生漉奉書
解説日本語・英語併記
のし対応あり
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